akieeのお楽しみ♪

Fortiesの日々をスマホ投稿。2018年からkiee piano blogに一本化しました。

クリスマスにお薦めの絵本 "ハモのクリスマス"

今日、やっとクリスマスツリーを出した。
私一人でやれば、もっと早くできたのだが、
一緒にしたいというので、ようやくの今日。

小さい頃に比べて、電飾もしないし、ギラギラも巻きつけないし、すっきりとした仕上がりだが、それでも、所々にクリスマスとは関係のないマスコットを枝の上にちょこんと乗せている。
昔、ツリーホテルと名付けて、枝を折り曲げた上に(もちろん、本物の木ではない)ミニチュアのベッドをいくつか置いて、マスコットを寝かして遊んでいた名残のようだ。

飾り付け終わったねと私が言うと、
あ、これ忘れてた!と大きな靴下を最後にかけた。

もう、サンタにはお願いをしなくなったが、それでも、25日の朝には靴下には入らない大きさのプレゼントがツリーの下に置かれていて、
お!サンタきた!
まだ来るんだ、良かったね!
なんて、やりとりを交わしている。
サンタがいるのかいないのかなんて、どうでも
いいのだ。

この時期は、書店にはクリスマス気分を味わう絵本がたくさん並べられている。
どれもこれも、サンタさんやトナカイさんが
描かれている。
私がお薦めする本はどちらも描かれてはいないが、
クリスマス間近のシンと冷えた夜の空気を
感じながら親子でめくってもらいたいお話だ。

私がこの本を保育園で注文して手にいれたのは、もう10年近く前のこと。
今でも、アマゾンで手にはいるようなので、紹介してみようと思う。

ハモのクリスマス

ハモのクリスマス (日本傑作絵本シリーズ)

主人公はハムスターのハモ。
飼い主が寝静まった後、ケージを抜け出し、
夜の見回りに出掛けると一人ぼっちの
天使に出会うというお話だ。

灯りが消えた藍色の室内。ハムスターと天使の
暖かい色あい。
助けたい気持ちと、不安で泣きそうな気持ちが
静寂の星明かりの下、照らし出される。

天使はどこから来たのかな?
もといた場所に帰れるのかな?

ラストにはお子さんの心に、どんな
音色が聴こえてくるでしょうか…?


私はいまだ、この絵本を手離さずもっていて、
この時期には一度は手に取る。
パラパラとめくっていると、可愛ね~と
Jr.がやってくる。
もう、声には出して読まないけれど、
眺めているだけで、幸せな気分になる。

何を隠そう、今では、ハムスターを飼っているから
なおさら、盛り上がってしまうのだ。

そして、天使のオーナメント、今年こそ
買っちゃおうかな。
昔はあったけど、みんな翼が折れたエンジェルに
なって、サヨナラしてしまったから…。
なんて、思うのだ。